トラップってなに?

トラップってなに?

トラップミュージックを知らない日本の人は非常に多いとおもいます。トラップと聞くと「罠? どういうこと?」と思ってしまう人もいるでしょう。このトラップとは、ラップのジャンルの1つで、近年、アメリカ合衆国を中心に、その人気を急速に拡大しているジャンルになっているのです。

ここではそんなトラップミュージックに関して、まずはそのジャンルの始まりと、命名の由来について解説していきたいと思います。

トラップミュージックについて

トラップは2000年代にサザン・ヒップホップやクランクから派生して生ました。比較的新しいジャンルの楽曲ジャンルで重低音を強調したビートに、スネアドラムの連続音や、派手な電子音を加えるなどといった中毒性の高いスタイルが一般的になっています。特に、トラックメイキングにはローランド・TR-808を使うプロデューサーが多く、元々トラップという名付けの由来も、「コカイン密売所」を表すスラングで、アトランタが、このジャンルの発祥地とされています。

トラップの先駆者

先駆者となるアーティストは、2003年以降に活躍したT.I.やヤング・ジージーなのですが、2010時代になろうとも2チェインズやリック・ロス、ワカ・フロッカ・フレイム等のヒットにより、非常に高い人気が続いています。

特に2 Chainzの2012年に発表したアルバム『Based on a T.R.U. Story』は、全米で50万枚以上を売り上げることになり、ゴールドディスクを獲得することになりました。

現代のトラップとミックス

近年はシンセサイザーを用いたテクノ色の強いサウンドや、ダブ・ステップ寄りのサウンドまで登場しており、独創的で退廃的な世界観で人気を博しているオルタナティブ・ヒップホップなどと比べて、流行を意識したメインストリーム寄りのサウンドが多いジャンルとなっています。特に最近はDubstepやBrostepなどとジャンルが被るような曲も多く、それはそれでいい感じの曲になっています。

有名アーティスト

2000時代 エイス・フッド
グッチ・メイン
ヤング・ジージー
リル・ブージー
T.I.
 
2010時代 2チェインズ
チーフ・キーフ
リック・ロス
ワカ・フロッカ・フレイム
ミーゴズ
 
トラップの人気曲 "See Me Now" (2010) - カニエ・ウエスト
"H•A•M" (2010) - ジェイZ & カニエ・ウエスト
"B.M.F. (Blowin' Money Fast)" (2010) - リック・ロス
"Hard in da Paint" (2010) - ワカ・フロッカ・フレイム
"Go N' Get It " (2011) - エイス・フッド
"I Don't Like" (2012) - チーフ・キーフ
"Love Sosa" (2012) - チーフ・キーフ
 

まとめ

さて、このページではあまり馴染みがないかもしれないトラップについて詳しく説明して参りました。個人的には非常に中毒性がある音楽ジャンルだと思っており、そのエンドレスリピート性能は正直な話、Dubstepやハウスミュージックなどを大きく上回るものがあると思っています。

そんな一方でいまは若干人気が下火になってきてはいますが、Dubstepやトラップ、そしてハウスなどにも影響を与え続けている一ジャンルにはドラムンベースというものもあります。個人的にはストレートに楽しめる音楽で、非常にカッコいいので好きなのですが、次のページではそんな少々下火になってきてしまっているドラムンベースについて詳しく紹介していこうと思います。