ハウス・ミュージックってなに?

ハウス・ミュージックってなに?

ハウス・ミュージックというのは比較的馴染みがある人も多いダンスミュージックなのではないでしょうか?

特にこれまでダンスミュージックに触れてこなかった人などもハウスミュージックであれば、比較的誰もがジャンルを意識せずに聞いている音楽になっているとおもいます。

そんなハウスミュージックですが、1977年にアメリカ合衆国シカゴで誕生し、単にハウスと呼称されることが多いジャンルになっています。元々R&B(フィリー・ソウル)の影響が強くなっている音楽で、元々はそのミュージックが生まれた商店名を名称由来としており、その特性から本来は性差別をテーマにする音楽を発祥としています。

元々のハウスのテーマとは?

そうです。今はあまり意識されませんが元々はシカゴのゲイ・ディスコ「ウェアハウス」が名称由来とされいるので、その特性から、アメリカでは、性差別をテーマにする音楽である認識が強いといいます。

しかし、その後、80時代末~90時代の「ユーロディスコブーム」以降、ハウスの中心地はシカゴからイギリスを中心としたヨーロッパに移っていき、イギリスでは当初のテーマ性の追求が薄れていき、様々な音楽音源との混合(ミックス)技術をテーマとして新たな音楽が多数うまれました。

今現在のハウスミュージックとは?

特に今現在では、当初のテーマ性はほとんど消え、音楽のアレンジ(編曲)上の一手法(ミックスと言われるもの)として、世界的に普及しているジャンルになっています。 性差別をテーマとしたハウスは、1980時代後半から90時代にかけて、部落差別や貧困をテーマとしたヒップホップなどと同じく、DJを核とした現代ダンス音楽として台頭していくことになるのでした。

現代のハウス音楽の特徴

今のスタイルが確立された1980時代中期以降となり、シカゴ・ハウスの隆盛やガラージュ人気の世界的な波及に伴ってのものです。

世界各地でハウスを主体としたイベントの開催やアーティスト・DJの登場が相次ぎ、徐々に黒人以外の人種層にもその音楽性は浸透していくこととなりました。

普及の決定打となった曲は、1987年にイギリスのアーティストであるM/A/R/R/Sがリリースした『パンプ・アップ・ザ・ヴォリューム(Pump up the Volume )』で、これは世界的なヒット曲となり、その背景として、1988年にイギリスを中心に発生したムーブメント「セカンド・サマー・オブ・ラブ」やレイブの流行等があります。

こうした出来事を境にするかのようにして、世界中でアシッド・ハウスが大流行し、ハウスの趨勢は徐々にアメリカからヨーロッパに移行していくことになっていきます。

1990時代に入ってからは音楽ジャンルの細分化が進み拡散していく一方で、メジャーのアーティストがハウス音楽の独特のリズムである4つ打ちを多用するようになる等、さらに一般化の道を進んでいくことになります。

日本でハウス・ミュージックの始まり

日本では1980時代後半頃には、アメリカでの人気隆盛に引っ張らられる形で、テーマ性を排した上で、ファッション性を強くするハウスを主体としたDJが登場するようになりました。

特にその中でも真っ先に活躍したDJ・アーティストとして、1980年に単身ニューヨークに渡り、ハウスを日本に伝導した高橋透がいます。

他にも1980年にDJ活躍を始め、単身N.Y.へ渡り、フランキー・ナックルズらといった当時のシーンのアーティストらと交流を深めていき、そのあきらかな音楽性を認められることになり、当時N.Y.で 「Paradise Garage」と人気を二分していた巨大ディスコである「The saint」のレジデントDJとして日本人で初めて抜擢されていた中村直(NAO NAKAMURA)は、その後、約10年間をN.Y.クラブカルチャー シーンの最前線で活躍し、1990年より芝浦で営業を開始したディスコGOLDの立ち上げに、高橋透、NORI等と共に携わり、1984年の活躍開始以降ハード・ハウス、プログレッシブ・ハウスシーンで活躍していた木村コウ等と同じく、日本のハウスミュージックシーンの中心人物となってました。

ハウス・ミュージシャン

C&Cミュージック・ファクトリー
ブラック・ボックス
カーネル・エイブラムス
テン・シティ
フランキー・ナックルズ
インナー・シティ(グループ)
マーシャル・ジェファーソン
ブレイズ
カルヴィン・ハリス
カスケイド
アヴィーチー

まとめ

さて、このページではハウスミュージックというEDMの中では比較的親しみ深いジャンルについて詳しく説明して参りました。その四つ打ちのリズムは様々なジャンルに影響を与えダンスミュージックのお手本とまで言われるものになっていましたが、そんな一方でラップを土台にして発達してきたトラップという音楽ジャンルもあります。

次のページではそんなハウスミュージックと一風変わってトラップミュージックのその圧倒的なまでの魅力と流行について語っていきたいとおもいます。