ダブステップってなんだ?

ダブステップってなんだ?

Dubstepとは即ち、僕の一番好きな音楽ジャンルの一つです。といっても全くどんなものだかわからないという人もいそうですし、そのジャンルの生い立ちなどについても紹介していきましょう。まずDubstepはダブステップと読み2000時代前半にイギリスのロンドンで誕生したエレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種です。非常に太いベース音と、リバーブのかかったドラムパターン、細切れにされたサンプル音、時折挿入されるボーカル等を特性とした音楽になっています。

しかし、このDubstepというジャンルに関して少し悲しい事実を述べておくと、あまりにも「これはDubstepであればBrostepだ」「いやいやそれはPost-Dubstep」だなどとジャンル論争が激しく、「僕はなんとなくDubstepと呼んでいるけど怒る人もいるんだよなぁ」というのはあらかじめ理解しておく必要があるでしょう。その中でも有名なアーティストが前述したスクリレックス(Skrillex)で、彼の楽曲はDubstepだ、いやいやBrostepだなどと諸説ありますが、ほとんどの場合Brostepに分類されております。ただ、何にせよDubstepの特徴があり、また同じような魅力があることは確かだといえます。

特にスクリレックスのBangarangはもうPVが格好いい上に曲も凄い格好いいですよね。個人的にはそんなスクリレックスが一番好きですが、他にもナイフパーティも好きですし、他にもどちらかというとピコピコしたゲーム風サウンドが魅力なSavantなども好きなアーティストになっています。

Dubstepの歴史

さて言葉の成り立ちについて戻りましょう。Dubstepという言葉が生まれたのは2001年にロンドンの「Velvet Rooms」というクラブで開催されていた「Forward (FWD)」というクラブイベントで、2ステップのダブミックスにブレイクビーツやドラムンベースの要素を加えた音楽を選曲することが流行したのが始まりとなっています。その音楽は2002年ごろには「ダブステップ」というジャンルとして、2ステップやグライムとはまた違った音楽として知られるようになっていっていたのでした。

ダブステップの最初期の支持者は、2003年からダブステップを BBC Radio 1 の番組で紹介し続けたDJのJohn Peelで、彼の番組の2004年の年間ヒットチャートでは、ダブステップ・ミュージシャンのDistance、Digital Mystikz、Plastician の曲が50位以内にチャートインしていました。

2005年後半から2006年にかけて、ダブステップは細分化し広がりを見せ「dubstepforum」、「Barefiles」、「gutterbreakz」といったようなダブステップ専門ウェブサイト、ブログもその流行を後押ししました。

さらに、ダブステップはThe Wire等の音楽誌でも大々的に報道されるようになり、ピッチフォーク・メディア等のオンライン誌では The Month In: Grime/Dubstep という連載が設けらるほどになっていったのです。

ダブステップへの注目がさらに高まったのは2006年1月にBBCラジオ1のDJのMary Ann Hobbsによるダブステップ専門番組「Dubstep Warz」が始まったことでした。これは本当に良い番組で、こんなのが国営ラジオで聴けるのはイギリスだけだと思います。本当に素晴らしいです。

また現在ではブロステップやポストダブステップという言葉もできていて、前者はワブルベースを前面に押し出した商業的な音楽、後者はダブステップの影響を踏まえた電子音楽全般という風に分類されています。

これらは両者ともダブステップに含まれることが多いですが、本来はBurialやKode9等のダブと2stepを中心としてクラブミュージックの総合的融合をしたものが純粋なダブステップとされているので、リスナー数が多いために一般的にダブステップと呼ばれていてているSkrillexやRusko等のブロステップや、範囲が電子音楽全般に渡るJames Blake, SBTRKT, Mount Kimbie等のポストダブステップは厳密にはダブステップの定義から外れています。ただ、あんまり気にする必要はないと思います。またブロステップもダブステップの影響を受けた音楽と言う意味ではポストダブステップに含まれます。

主要なアーティスト

Dubstep Burial (ブリアル)
Kode9
Mala
Scuba
 
Brostep Skrillex (スクリレックス)
Rusko
Excision
Datsik
 
Post-Dubstep James Blake (ジェイムス・ブレイク)
Mount Kimbie
SBTRKT (サブトラクト)
Shackleton
Martyn
Sepalcure
Zomby
2562
 
日本人アーティスト GOTH-TRAD
JaQwa
 
主要レーベル Hyperdub (ハイパーダブ)
Hotflush
Tectonic
 

まとめ

さて、このページではDubstepやBrostepなどについて詳しく説明して参りました。ぐりぐりと脳をえぐるような激しいサウンドや心を揺さぶるようなベース音の中毒になってしまう「DubstepやBrostep」の魅力についてしっかりと伝わったかと思いますが、その一方で「俺はもっと違う刺激を求めているんだ」という人もいるかもしれません。そこで次はそんな一種のトリップ音楽ともいえるトランスミュージックについて紹介していこうと思います。懇切丁寧に詳しく、また愛情を込めて語っていきたいと思いますので、どうかついてきてくださいね。